我が家で食べているお米は、ミルキークイーンです。それまでは、実家で作ったコシヒカリを分けてもらって食べていました。
私の実家は兼業農家で、お米や野菜を作っていました。父が亡くなって以降は、田んぼや畑は叔父や近所の人に貸して農作物を作ってもらっていました。
でも、農作業をするにはみんな高齢になったことから田んぼや畑を手放しました。
実家に住んでいた頃には新米が収穫できると、「家でとれたお米は、一番美味しい!」と思っていましたが、ミルキークイーンは更にその上のランクの美味しさだと思います。
とてもモチモチしていて、お米を炊いている時にお餅のような香りがキッチンいっぱいに広がります。炊きたてもとても美味しいですが、ミルキークイーンはお弁当やおにぎりでもとても美味しいです。
私は最初にミルキークイーンを食べた時、「こんなお米があったの?」、「お米って、こんなに美味しいの!?」と感動しました。
だから、その時はご飯にごま塩のふりかけをかけて漬け物と一緒に食べました。我が家は主人との2人暮らしですが、その時はお米を3合炊いたのに、ごま塩ふりかけよ漬け物だけで3合のご飯を食べ切ってしまったのです。
通常であれば、ご飯を3合炊くと2日と半日分の計算になります。それを考えると、たった1回の食事でご飯を3合食べてしまったのは本当にすごいことだと思いました。
ミルキークイーンは炊きたてもとても美味しいですが、おにぎりやお弁当に入れたご飯でもとても美味しいのです。
お米をミルキークイーンに変えてからは近くの公園やお花見など、どこかに出掛ける時は必ずおにぎりやお弁当を持って行くようになりました。
それまではサンドイッチを持って行ったり、コンビニやスーパーに寄り道をしながら目的地に向かっていました。
でも、ミルキークイーンを食べるようになってからは市販されているおにぎりやお弁当では物足りなく、「何だか、美味しくないね」と主人も私も感じるようになったのです。
お米をミルキークイーンに変えたおかげで、我が家は和食中心になりました。パンの消費量が減り、改めて「日本人って、和食って、いいな」と実感しています。